神奈川東部ヤクルト販売新社屋

神奈川東部ヤクルト販売新社屋

川崎市に計画された事務所、物流倉庫、保育所が一体となった社屋の新築である。本計画は、神奈川東部物流の重要な中心拠点として、企業理念のひとつである「地域貢献」を体現する建築が求められた。
各階構成は、1階/物流倉庫、ヤクルトレディセンター 2階/保育所 3階/事務所 4階/大会議室兼多目的室 5階/役員室、会議室、ラウンジである。
企業理念に沿う用途を法的最大容積のなかに納めながら、階層を越えた企業活動の結びつきが必要であった。この解決のため象徴的なエントランスホール兼吹抜階段や北側段状テラスを計画することで、視線の交錯や、様々な人々の交流を生み出している。
構造的な特徴として、柱は角柱(BCR材)が一般的であるが、北側に100φ120φのスリムな無垢丸柱を採用している。これは川崎の町並みを横長の連続開口で見せるために採用したが、想像以上に効果が得られた。

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所在地:神奈川県川崎市
用途:事務所、倉庫、保育所
工事種別:新築
構造種別:S造
階数:地上5階
延べ床面積:656.33㎡
竣工日:完成2019.08.22
担当:陣内(フロムアーキテクツ)